地球温暖化と言われています。トロピカルフルーツを日本で育てられるほどでは無いですが、多少は有利になってる筈ですよね。
この場合、植物にとっては耐寒温度の問題ですから、最低気温を指標にしてみました。
次の図は1967年から2011年までの、1月、2月、3月のそれぞれの最低気温トレンドです。 気象庁の千葉データより。

最低気温は1月、2月、3月ともに右肩上がりで上昇しています。 というより、1980年代後半が移行期のようで、前半から以降で、大きく3度ほども上昇しています。地球温暖化にしては桁が2つくらい大き過ぎるようで、他の要因を考えるべきだろうとは思います。
3度って、非常に大きいです。が、一方で、毎年の変動もこれくらいはありえますから、なかなか難しいですね。
直近では、2007年と2009年が特に暖かくて、ほぼ0度以上でした。 これに比べると、2010年、2011年は1-2度低かったのですね。
さて、今冬はどうなんでしょうか。 最低気温のデータから、可能性はかなり高いのではないかと考えて、ライチ・糯米(モチゴメ)とチェリモヤ・ホワイトは、軒下での地植えトライしてます。 (食用バナナにはいくらなんでも厳し過ぎると考えて、屋内にしています。)
ライチ・糯米(モチゴメ)チェリモヤ・ホワイト軒下ですので、霜は下りない筈です。 簡易ビニール温室とか、一工夫はしました。 うまく冬越し出来るでしょうか。 心配でもあり、楽しみでもあります。
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- 2011/12/30(金) 06:21:25|
- 自然・気象
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柿は日本では古くからのポピュラーな果物ですから、どれも優良品種で、良い特徴があるそうです。 どれを選んでも問題無さそうです。
渋柿はホームセンターでは種類が少ないですね。たまたま富士を見つけました。渋抜きが容易で熟柿、干し柿におすすめ、甘味が強く緻密で柔らかい。釣り鐘の形をした不完全渋柿で、大果で平均300g、大きいものだと500g以上になるとの触れ込みに魅かれました。甘柿と間違えても困るし、渋柿はやっぱり釣鐘型ですよね。
甘柿は大玉の人気品種の大秋にしました。果汁が多く甘い。富有が小さく見えるほどで、ふたまわり大きく、平均380g前後、500gを超えるものも。果肉は緻密でサクサクと歯切れが良い食感で、軟らかく、食味が極めて良い。糖度も平均17.5度と高い。10月中旬頃には着色がまだ十分でないが、すでに食味良好で、肉質の特徴を堪能するにはこの頃に食するのが良いそうです。200g程度の中果の、糖度22度の品質極上がウリの花御所と迷ったのですがーーー

植え付けた12月4日の写真で、左が富士、右が大秋です。大秋の方が早く赤く紅葉し、落葉しました。富士の方はずっと黄色ですが、未だ落葉していません。どちらも晩成種の筈ですが、結構違いますね。
来春、接ぎ木にトライして、うまく行けば最終的には1本にするつもりです。
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- 2011/12/27(火) 06:12:43|
- カキ
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チェリモヤは、マンゴー、マンゴスチンとともに、世界3大美果(マンゴーの代わりにエクアドル・パイナップルが入ることも。)と言われています。 是非トライしたいと考えて調べてみました。
チェリモヤは耐寒温度は―2℃くらいあるので、日本でも栽培自身は何とか可能なようです。和歌山県では温室での栽培例もあります。 一方、生育適温は18~25℃との記載もあり、高温側も苦手なようです。 バンレイシとチェリモヤを掛け合わせたアテモヤの方が無難なのかもしれませんが、先ずはチェリモヤにトライです。
果実の形から5タイプに分類され、その中のフィンガープリントは鱗模様が特徴で、優良品種が多いそうです。品種として、ベイズ、ホワイト、粋豊、ハニーハート、ブースなど。
他にも種類は色々ありますが、ところが、苗そのものがあまり売られておらず、入手の方が課題のようです。
国内育ちのホワイトを入手しました。果形は心臓型、糖度は22~25度。果実は暑さに弱く,300~400g程度の中果、極めて美味しい品種、だそうです。
10月27日に着きましたが、裸苗(土から取り出した状態)でしたので吃驚、あわてて植え付けしました。葉が2枚だけでしたが、この季節ですから、成長するわけもなく、全く変化はわかりません。上手く根付いてくれてるのでしょうか。
軒下ですので、霜が降りることはありませんが、雪が舞い込むことはあるかもしれません。で、越冬のために、ビニール袋で覆ってみた姿です。

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- 2011/12/23(金) 06:18:21|
- チェリモヤ
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イチジクは以前から植えていました。一般的な桝井ードーフィンです。
イチジクは同じ木から成っても、果実の当たり外れ、取るタイミングの影響が大きいように思います。
個人的には、果実が大きいもので、先の少し割れた頃が一番美味しいと感じます。自分で育てている所以です。
イチジクの挿し木をやってみたら簡単に成功しました。で、あちこちに植えてみたのですが、その内の1本の落葉が他のものより1月半くらい遅いことに気付きました。次は12月11日の写真ですが、まだ葉が落葉せずにほとんど残っています。

他の場所のものは11月初旬には落葉してしまいましたので、遺伝子的には同じ筈なのに、1ケ月以上遅いのです。考えられる原因としては、壁面の傍らにあることくらいです。植物の体感温度としては違いそうな気はしますが、軒下でもないのにこんなに違うものなのでしょうか。
ライチ軒下地植えこんなこともあり、さらに条件の良い筈の軒下での簡易ビニールハウス地植えにより、ライチの冬越しトライしてみる気になりました。
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- 2011/12/19(月) 06:09:46|
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ポポーはー熱帯性とは思えない-30度ほどの耐寒性があり、本州でも地植えできます。
品種はミッチェル、マンゴー、ウエールズ、NC-1、オーバーリース、タイトー、サンフラワー、ウイルソン、スイートアリス、デイビス、ペンシルバニアゴールデン、プロフリックス、レベッカゴールド、アイエクセル、グラヴィス、タイラー、スーなど。 味覚については他の果物ほどイメージの沸く記述が見当たりません。 品種による味覚の違いについてはなおさらで、良くわかりませんでした。
果実の大きさでは前5者が大きいようです。豊産性には、農家ではないので、関心はほとんどありません。ショップからでは無い味の評判情報も良くわからなかったので、品種の選びようがありません。
で、仕方ないので、大きさと情報のイメージだけからミッチェルとマンゴーにしました。10月26日に届きました。

左側がミッチェル、右側がマンゴーです。両方とも葉の無い、枝のみの状態でした。ショップからの予告はありましたが、落葉樹とは言え、チト不安です。ともあれ、植え付けしました。
10mにもなる木を2本も植える余裕は無く、来年春には接ぎ木して1本にするつもりだったのですが、枝が細く、本数も少なく、無理かもしれません。 2-3年は成長が非常に遅いと聞いてますので、数年掛かりかもしれません。 さて、どうなることやらーーーーー
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- 2011/12/15(木) 06:22:10|
- ポポー
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バナナも色んな品種がありますが、芭蕉や種あり品種は除外して、食用バナナの美味しそうな品種を探しました。
色んな情報がありますが、ジャイアントキャベンディッシュ(普通に売られてるフィリッピンバナナ)、北焦と仙人蕉(台湾バナナ)、エクアドル、セニョリータ(モンキーバナナ)、モラード(レッドバナナ)、ボリビア、マッサンの味の評判が良いようです。(ショップからでは無い情報です。) 沖縄では島バナナの人気が高いですね。
バナナは熱帯地方では1年くらいで、亜熱帯の沖縄では1年半くらいで、年中取れるそうです。本州では2~3年かかることになると思われますので、冬越をどうするかが問題です。
食用バナナは何れも耐寒性はあまり無いようです。 本州でも冬越し出来る場合はあるそうですが、ダメージを受けてしまい良いことは何も無いので、屋内か、加温温室が必要なようです。 条件が良ければ本来は6-8mになるそうですから、いくらなんでも大き過ぎます。 ある程度は、大きくならない種類を選ぶ必要がありそうです。 小ささではミニMiniバナナ、スーパーミニバナナ、スーパー三尺バナナですね。
で、園主お勧めの美味しい実をつけるバナナ、樹高1.5-2m、の記述に魅かれて、ボリビアバナナにしました。 (スーパー三尺バナナ、フォーティデイバナナ、ディアバナナも魅力的だったのですが、ショップのものではない味覚の評判情報が良くわかりませんでした。)
11月9日に着きましたが、20cm径ポット(7リットルくらい)で、底から根が1本だけですが見えてましたので、380型(16リットル)の鉢に植え替えました。 次の写真は12月4日の屋内のものです。

右下の、斑点のほとんど無い葉が7枚目で、来た時には巻いていた状態でした。 奥の立った状態の葉は到着してから成長し、展葉した8枚目の葉です。 葉が切れ目があるみたいに裂けやすい難点はありますが、観葉植物としても十分に通用しますね。
さて、ダメージを受けずに、果たして冬越しが出来るのでしょうか。 9枚目の巻いた葉が伸びてくるのを屋内にて見守る毎日です。
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- 2011/12/12(月) 06:12:15|
- バナナ
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ライチの品種は、アヒル卵、大丁香、帝王紅妃、ジャカパット、ホンフェイ、ローズレッド、妃子笑、玉荷包、エメラルド、糯米、桂花味、種無し、黒葉、三月紅が見つかりました。
実の大きさは、アヒル卵が最大で、次が大丁香、次が帝王紅妃、ジャカパット、次がホンフェイのようです。
ライチは種の巨大なのが難点ですが、種無しもあるのですね。大丁香、ジャカバット、妃子笑、玉荷包、糯米、は種が小さく、食べ応えがあるそうです。
それぞれの品種で目に付いたショップの記述は、以下です。
黒葉は育て易く、収穫量が一番多い。
玉荷包は果実の直径は3cm前後で糖度は15度、種が小さく、鈴なりに実が成る。
ローズレッドは黒葉や玉荷包より大きく、平均果重25g、糖度は17度。
ホンフェイは糖度は14~16度で、鈴なりに実をつけ、収穫量はジャカパットよりも多い
糯米(モチゴメ)は熟すと糖度は19度と高く、ライチ中で品質の良い品種。果肉率は80%を占めており、果重は平均で22g。
妃子笑はやや大きめで、種は可食部の17-20%と小さく、食べ応えある。
ジャカバットは可食部が多く、糖度は約16度。
帝王紅妃は黒葉の2倍ぐらいで、大丁香よりは若干小さい程度。大きい割には糖度は18度と高く、豊産性。
大丁香は甘くて美味しい品種。種子もギョッカホウレイシと同じ様に小さいので、食べ応えがある。果実の直径は5cm前後で糖度は18度、鈴なりに実が成る。
で、高品質の記述と、旅行者の他のブログなどの記述の人気に魅かれて糯米にしました。アヒル卵の大きさは魅力なのですが、味の記載を見つけられませんでした。大丁香と帝王紅妃も魅力的ですーーーただ、これも食べた人の味の評判情報を見つけられませんでした。
ライチの耐寒温度は3度とか5度とか言われていますが、0℃程度有れば冬越しできるとの話もあります。0度以下で6時間、-4度で短時間で葉が枯死、-6度で地上部は完全に枯死、との記述もありました。
で、他との兼ね合いの事情もあり、南面の壁のすぐ側、軒下での地植えにトライすることにしました。霜が降りることはありませんし、悪くても0度以下にはならない筈です。次の写真は、簡易ビニール温室内に地植えした12月4日のライチ・糯米(モチゴメ)です。

下部は元気な葉ですが、上部半分は枯れかけた葉です。これは10月18日に到着した時点で既にそうでした。生き物ですから仕方ないですが、屋外冬越にチャレンジする気になった動機の一つです。
なんとか冬越しに生き残って欲しいと、隙間をなくすべくビニールの端を地面に埋め込んだり、地表に腐葉土を敷き詰めたりしています。
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- 2011/12/09(金) 06:21:27|
- ライチ
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フェイジョアの品種を調べると、クーリッジ、ジェミニ、アポロ、スイベルユニーク、パインジェム、トライアンフ、マンモス、マリアン、デンスチョイス、プリティーグリーンが見つかりました。
前4者は自家結実性があるようで、後6者は無いようです。結実はなかなか難しいとの記述もあります。
クーリッジが定番のようで、育て易さや豊産性ではクーリッジ、トライアンフ、ジェミニ、実の大きさではマンモス、アポロのようです。味はそれぞれ特徴があるようですが、アポロ、デンスチョイスの記述に個人的には魅かれました。
で、アポロを選び、10月6日に着きました。耐寒性は-10度ほどあるそうなので、地植えにしました。次の写真は12月4日のものですが、周囲に色々あり、全体は写せず、高さ1.4mくらいの上半分程度です。

枝葉はオリーブと印象が良く似てますね。花や実はトロピカルだそうですが、常緑で、オリーブほど大きくならないので、生垣にも適しているそうです。
さて、無事に冬越し出来るのか、出来たとしてうまく育つのか、育ったとして花が咲いて、結実するのか、上手く実が取れるのか、取れたとして果たして美味しいのか、悩ましい所でもあり、楽しみでもあります。
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- 2011/12/07(水) 06:23:08|
- フェイジョア
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初めまして。mohsanと言います。家庭菜園を始めました。
美味しい果物や野菜が市販で手に入りますが、手に入りにくいものや、入らないものもあります。そういうものは自分で作るしかないのかなかな、と始めてしまいました。うまくいくかどうかはわかりませんが、無農薬、美味しさや食べ頃、品種にこだわっています。
高級果物は品種改良が進んで、昔に比べると凄く美味しいものが市販で入手できます。桃や梨、林檎、葡萄、サクランボ、イチゴ、とか。これらは自分で作るよりも、購入した方が良いのかなと考えています。(なかなか難しいですし、上手く出来たとしても、買った方が味や品質もよさそうです。)
保存や流通の技術進歩のおかげで、入手できる美味しい種類も増えました。マンゴーやキウイ、とか。
一方で、現地で食べたライチやバナナ、昔の渋柿の熟し柿、などはなかなか手に入らず、入ったとしても今一に感じます。吊るし柿も市販品は干し過ぎで、甘過ぎに感じます。枝豆とかも昔の方が遥かに美味かったように思います。どうやら、品種や保管が異なるようです。熟れ具合や食べ頃の問題なのかもしれません。
ということで、2011年の晩秋、以下の植え付けをしました。
バナナ: ボリビアバナナ
ライチ: 糯米(モチゴメ)取り木
チェリモヤ: ホワイト 接ぎ木
フェイジョア:アポロ 接ぎ木
ポポー: マンゴー、ミッチェル 接ぎ木
柿: 富士(渋柿)、大秋(甘柿)接ぎ木
2種類あるのは結実のためで、来年の春には接ぎ木して1本にしたいと考えています。
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- 2011/12/05(月) 06:25:48|
- 家庭菜園
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